• リサーチが苦手で、何を出品すればいいかわからない……
  • 独学でやっているけれど、このリサーチ方法が合っているか不安……
  • 毎日リサーチしても売れる商品が見つからず、月収10万円の壁を超えられない……

そんな不安を抱えていませんか。BUYMAの活動で、もっとも多くの人がつまずくのが「リサーチ」です。

この記事では、BUYMAで月収10万円の壁を超えるために不可欠な「正しいリサーチ方法」の基礎から応用までを徹底解説します。結論から言えば、正しいリサーチとは、単に売れ筋の商品を追うのではなく「自分の優位性」を見つけて差別化することです。

この記事でわかること

  • 月収10万円を達成できない人の共通点
  • 初心者がやってはいけないNGリサーチ方法
  • BUYMAの「中」を攻略する具体的なリサーチ術
  • 月収30万以上を目指すための「外」のリサーチ戦略
  • リサーチの本質 =「差別化」の見つけ方

この記事はこんな方におすすめ

  • 毎日リサーチをしても「売れる商品」がなかなか見つからない方
  • 独学で活動していて、今のリサーチ方法が合っているか不安な方
  • BUYMAで月収10万円の壁を超えられず、伸び悩んでいる方
  • ライバルとの価格競争に疲れ、自分だけの「強み」を見つけたい方

なぜBUYMAで「リサーチ」が最も重要なのか?

BUYMAのバイヤー活動において、アカウントの登録方法や出品の手順は、マニュアルを見ながら進めることができます。しかし「何を出品すれば売れるのか」を教えてくれるマニュアルは、BUYMAの中には存在しません。

月収10万円の壁と「8割が辞めてしまう」現実

BUYMAで月収10万円を達成できない方は、決まってリサーチが苦手です。バイヤー活動を始めて1年以内に、約8割の人が辞めてしまうという現実があります。

その理由は「リサーチができない」「お問い合わせが来ない」「商品が売れない」そして、諦めてしまうからです。この負のループの出発点が、リサーチにあるのです。

あなたも感じていませんか?ベテランバイヤーとの「厚い壁」

BUYMAには多くのバイヤーがいます。評価の少ない自分のアカウントと、大きく売上が上がっているベテランのアカウントを見比べて、何が違うのだろうと壁を感じる方も多いでしょう。

この壁を乗り越えるためには、BUYMAのプラットフォームを深く理解する必要があります。その上で、どうやってリサーチをすれば「見込みのある商品( = 自分が売れる商品)」に出会えるかを理解することが不可欠です。

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アカウント登録や出品作業は「作業」ですが、リサーチは「戦略」です。ここに気づけるかどうかが、月収10万円の壁を超える最初の関門です

この章のまとめ
  • BUYMA活動の成否は「リサーチ」で9割決まる
  • リサーチができないと「売れない → 継続できない」というループに陥る
  • ベテランとの壁を越えるには、正しいリサーチ方法の理解が必要

危険!多くの初心者が陥る「NGリサーチ方法」

リサーチが重要だとわかっていても、その方法を間違えると、いくら時間をかけても成果にはつながりません。特に多くの初心者がやってしまいがちな、非効率で危険なリサーチ方法を紹介します。

NG例:いきなり「カテゴリー」だけで絞り込む

たとえば、BUYMAの検索窓でいきなり「レディース」の「帽子」を選択し、リサーチを始める方がいます。もしこれをやっているなら、今すぐやめてください。

カテゴリー別で検索すると、有名ブランドから珍しいブランドまで、あらゆる商品が一覧で表示されてしまいます。これはリサーチにおいて、もっとも効率が悪いです。

なぜ危険?:強豪だらけのレッドオーシャン

カテゴリー検索で上位に出てくる商品は、すでに資金力のあるプレミアムショッパーや、実績の豊富な強者が扱っている可能性が高いです。初心者が同じ商品を同じように出品しても、価格や実績で勝つことは難しいでしょう。

「人気順」の落とし穴

「人気順」で並べ替えて上位の商品だけを見るのも危険です。BUYMAの人気順は、出品された時期やBUYMA独自のアルゴリズムによっても、優位性が変わってきます。

今、人気順で上位にあるからといって、それが「自分にも再現できる(売れる)商品」とは限りません。この探し方では、自分には再現できない商品ばかりを見てしまい、疲弊してしまうのです。

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多くの人がやりがちな「カテゴリー検索」は、もっとも効率が悪く、挫折しやすいリサーチ方法です。まずはこの方法を「やめる」ことから始めましょう

この章のまとめ
  • 「カテゴリー」だけでリサーチすると、強豪と戦うことになり非効率
  • 人気順はさまざまな要因で変動するため、鵜呑みにするのは危険
  • 初心者は、強豪がいない(または少ない)土俵を探す必要がある

まずはコレだけ!BUYMAの「中」を攻略する基本リサーチ術

では、どうすれば効率的にリサーチができるのでしょうか。まずはBUYMAのプラットフォーム(サイト内)を徹底的に使いこなす「基本のリサーチ術」から解説します。

正解:「ブランド」で絞り「カテゴリー」で深掘りする

効率的にリサーチをするのであれば、カテゴリーではなく「ブランド」から見ることが大事です。たとえば「セリーヌ」と決めて検索し、そこから「メンズ」→「スニーカー」のように、カテゴリーを使って絞り込んでいきます。

ブランドで絞ることで、競合がどのような商品を扱っているか、価格帯はどれくらいか、という戦略が見えやすくなります。

ヒントは「万人受けしない」アイテム

BUYMAで無在庫販売をする場合、わかりやすいロゴのアイテムよりも「在庫を持って販売しているプレイヤーが在庫を持たない商品」が狙い目です。たとえば、一見セリーヌだとわかりにくいようなスニーカーやトップスなどです。

そこまで人気が高くない( = 万人受けしない)アイテムのほうが、ライバルが少なく、無在庫で販売できる傾向にあります。

お宝情報満載!「出品者マイページ」の活用法

BUYMAの出品者用マイページには、リサーチのヒントが詰まっています。定期的に「穴場リスト」が載ってくることがありますし「出品募集情報」も重要です。

出品募集情報には、今BUYMA事務局が露出したい、注目してほしいアイテムが並んでいます。ここに載っているブランドや商品をリサーチして出品すると、受注につながる可能性が高まります。また「売れ筋ブランドランキング」や「狙い目ブランドランキング」も必ずチェックしてください。

意外な穴場「フッター」と「買い付け地」検索

BUYMAサイトの一番下にある「フッター」も活用しましょう。ここには過去の特集アーカイブなどがあり、意外なヒントが隠されています。

また「買い付け地」で商品を探す機能も有効です。たとえば、アウトレットのある「静岡(御殿場)」や「千葉(木更津)」などで絞り込むと、アウトレットで売れている商品の情報が仕入れられることもあります。

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BUYMAのサイト内には、リサーチのヒントが隠されています。特に「出品者マイページ」は、BUYMA事務局からの「売れるヒント」が詰まっているので、毎日チェックする癖をつけましょう

この章のまとめ
  • リサーチは「ブランド」→「カテゴリー」の順で絞る
  • 無在庫販売は「ロゴが目立たない商品」が狙い目
  • 「穴場リスト」と「出品募集情報」は必ず確認する
  • 「買い付け地」検索でアウトレットの売れ筋も把握できる

月収30万円以上を目指す「BUYMAの外」リサーチ戦略

BUYMAの「中」のリサーチは基本ですが、月収30万円以上を目指し、活動を生活の軸にしていきたいのであれば、必ず「BUYMAの外」に目を向ける必要があります。

なぜ「BUYMAの外」が重要なのか?

リサーチには大きく分けて「BUYMAの中」と「BUYMAの外」の2種類があります。実のところ、お客様はBUYMAだけを見て商品を選んでいるわけではありません。

多くのお客様は、SNSや雑誌、テレビといった「BUYMAの外」の情報を情報源にしています。そこで「欲しい」と思った商品を、購入先としてBUYMAを選んでいるのです。

SNS・雑誌・テレビから「先行者利益」を狙う方法

「BUYMAの外」のリサーチとは、お客様がどこで情報を得ているかを追いかけることです。たとえば、SNSで芸能人が着用した商品が、急にBUYMAで売れ出し、問い合わせが殺到することは頻繁にあります。

雑誌やテレビでも同じです。BUYMAの中だけを見ていると、この「火が付いた」瞬間に乗り遅れてしまいます。外からの情報をいち早くキャッチできれば、ライバルが少ない状態で販売できる「先行者利益」が取れるのです。

今すぐフォローすべき情報源

具体的なアクションとしては、自分が取り扱っているブランドのアンバサダーになっている女優や俳優をフォローしておくことです。ファッションアイコンになっているモデルさんをフォローして情報を得るのも有効です。

また、ドラマの着用商品を追いかけることも効果的です。こうした地道な情報収集が、2年、3年と長くBUYMAで販売していくための大きな優位性になります。

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BUYMAの中のリサーチは「後追い」になりがちですが、BUYMAの外のリサーチは「先回り」が可能です。ライバルが少ないうちに販売できるため、大きな利益(先行者利益)に繋がりやすく、月収30万円以上を目指すなら必須のスキルです

この章のまとめ
  • 顧客はBUYMAの外(SNSなど)で欲しい商品を決め、購入先としてBUYMAを選ぶ
  • 「BUYMAの外」のリサーチは、ライバルが少ない「先行者利益」を狙える
  • アンバサダーやインフルエンサーの動向を常にチェックする

【結論】正しいリサーチとは「あなたが売れるもの」を見つけること

ここまで「BUYMAの中」と「BUYMAの外」のリサーチ方法を解説しました。しかし、もっとも重要な「リサーチの本質」を理解していなければ、これらのテクニックは活かせません。

「差別化」とは?自分の“優位性”の見つけ方

正しいリサーチとは、単にBUYMAの中で売れている商品を探すことではありません。それはあくまでリサーチの入り口にすぎません。

正しいリサーチの本質は「あなたが売れるもの」を見つけることです。たとえば、リサーチして売れている商品を見つけても、ライバルが「VIP仕入れ」や「国内在庫(1〜2日で配送)」で販売していたらどうでしょうか。

同じ商品を同じ条件で出しても、配送スピードや価格で負けてしまいます。これが「差別化」の視点です。自分はどの買い付け方法(オンライン、アウトレット、海外買い付けなど)を使って、どういう戦略で販売すればいいのか。

日本在住、海外在住、特定のブランドに詳しい、アウトレットに行きやすいなど、あなたの強みを上手に活かすこと。それこそがリサーチの鍵であり、結果に変わるのです。

「利益率」を無視したリサーチは危険

リサーチをする際は、必ず「利益額」と「利益率」を気にしてくださいなかには「いつも利益3,000円取れればOK」という感覚で活動している方もいますが、これは危険です。

低単価な商品ならまだしも、5万円、10万円する商品でも同じ基準値で考えてはいけません。BUYMAでは高額な商品を扱えるメリットがあります。利益を取れるところで戦っていくというスキルも、リサーチの重要な一部です。

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リサーチのゴールは、売れている商品を見つけることではありません。あなたの強みを活かして「利益を出せる商品」を見つけることです。競合を分析し、自分の優位性を理解することが、リサーチの本当の「答え」です

この章のまとめ
  • 正しいリサーチの本質は「自分が売れるもの」=「差別化できる商品」を見つけること
  • 競合の買い付け方法や戦略を分析し、自分が勝てる戦略を立てる
  • 売上ではなく「利益率」を意識したリサーチをする

まとめ:リサーチは「難しい」から「楽しい」へ変わる

今回は、BUYMAで「どんどん売れる」ようになるためのリサーチ完全攻略法についてお話ししました。リサーチの重要性や種類、具体的な方法、そして「差別化」という本質的な考え方をお伝えしました。

今日の話を聞いて、リサーチは難しいと感じた方もいるかもしれません。ですが、大丈夫です。最初はBUYMAのページに慣れることさえ大変です。

何回もトライアンドエラーを繰り返していけば、リサーチは毎日上達していくものです。コツコツと積み上げていくこと、これが成功の鍵です。

私自身も過去にさまざまな副業に挑戦しましたが、うまくいきませんでした。でも、BUYMA物販だけはうまくいった一番の理由は「楽しんでいたから」です。

出品する商品を見るのが楽しい、お客様から感謝の言葉をもらえるのが嬉しい。一つでもこういった「楽しい」ポイントがあるなら、絶対にこれからも続けていけます。

今悩んでいることの9割のことは、実際には起こりません。根拠のない不安は、自分の行動を止めてしまうだけです。正しい方向性で活動すれば、再現性の高いこの物販では必ず結果を出すことができます。

あなたのチャレンジを応援しています。もし、リサーチに関する不安を解消したい、もっと具体的なアドバイスが欲しいという方は、ぜひ公式LINEからご相談ください。