• 10月以降、年末商戦で売上が上がるのは嬉しいけれど、配送遅延でお客様からクレームが来たらどうしよう……
  • 低評価を付けられてアカウントの評価が下がったら……

そんな不安を抱えていませんか?

年末の配送遅延は、BUYMA物販において避けて通れない大きなリスクです。しかし、正しい知識と準備さえあれば、そのリスクを最小限に抑え、むしろお客様の信頼を勝ち取るチャンスに変えることができます。

この記事では、BUYMAで年末に配送遅延が多発する「構造的な理由」から、今すぐ実践できる「3つの事前対策」、そして万が一の際にアカウントを守る「信頼される延長申請のコツ」まで、完全網羅で解説します。

この記事でわかること

  • なぜ年末(10月〜12月)に配送遅延が頻発するのか
  • トラブルを未然に防ぐために今すぐやるべき事前対策
  • お客様が納得してくれる「発送期限の延長申請」の方法
  • 遅延をチャンスに変え、信頼を積み上げるマインドセット

なぜ10月以降は危険?BUYMAで配送遅延が多発する「3つの構造的理由」

年末商戦は最大のチャンスであると同時に、最大のリスク期間でもあります。まずは「なぜ遅延が起こるのか」という構造を理解することが対策の第一歩です。

理由1:世界的イベントによる「物流量の飽和」

10月のハロウィンに始まり、11月には中国の独身の日、そして世界規模のブラックフライデー、サイバーマンデーが続きます。12月にはクリスマス商戦と、世界中でショッピングが最も盛んになる時期です。

これにより、各国の郵便局やDHL、FedExといった民間の配送業者も、通常期とは比べ物にならないほどの荷物を取り扱います。具体的には、海外ブランドの発送拠点や空港の貨物ターミナル、日本の税関といった場所で荷物が大流します。普段なら1日で終わる手続きが、1週間以上かかってしまうことも珍しくありません。

理由2:天候による物理的な影響

特にヨーロッパや北米など北半球の地域では、冬本番を迎えます。雪や吹雪、濃霧によって飛行機が欠航したり、フライトスケジュールが大幅に乱れることが頻繁に起こります。

フライトがキャンセルされると、その便で運ばれるはずだった荷物は次の便に回されます。しかし次の便もすでに満杯という形で、荷物が積み重なる悪循環に陥ります。陸路においても、積雪による道路の閉鎖などでトラックが動けなくなることもあります。

理由3:海外特有の労働問題

日本では考えにくいかもしれませんが、海外、特にヨーロッパなどでは年末の繁忙期に労働環境の改善を求めてストライキが起こることがあります。郵便局や配送業者の従業員がストライキを起こすと、物流が数日、ひどいときには1週間以上ストップしてしまいます。

最近ではカナダやイギリスでも起こりました。また、ストライキまでは行かなくても、コロナ禍以降の慢性的な人手不足により、現場がパンクしてしまうことも遅延の大きな原因です。

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このように、年末の配送遅延は、私たちショッパーの努力だけではコントロール不可能な「外部要因」によって引き起こされます。「遅延は起こるもの」という前提に立ち、慌てずに対策を講じることが重要です

この章のまとめ
  • 年末は「イベント」「天候」「労働問題」の3つの要因で遅延が日常化する
  • 遅延は「自分のせいではない」が「対策は必須」と認識する

トラブルを未然に防ぐ!今すぐやるべき「3つの事前対策」

回避できないリスクに対し、私たちが今すぐできることは「事前対策」の徹底です。お客様の期待値をコントロールし、トラブルの芽を未然に摘みましょう。

対策1:「お知らせ欄」と「商品ページ」の更新

最も簡単で、かつ効果的な対策が、情報の事前開示です。「お知らせ欄」や「商品ページ」に、遅延の可能性があることを明記した注意文を今すぐ記載してください。

例えば、以下のような文面です。

「重要:年末シーズンの配送について。現在、世界的な物流の増加及び天候の影響により、10月〜1月にかけて国際貨物の到着に通常よりお時間をいただく可能性がございます。お急ぎの場合やプレゼントなどご使用日がお決まりの場合は、事前にお問い合わせください。」

これをわかりやすい場所に記載しておくだけで、お客様は「時間がかかるかもしれない」と理解した上で購入してくださいます。後の「まだ届かないですか?」というお問い合わせや、低評価トラブルを劇的に減らすことができます。

対策2:配送方法の再設計(クーリエの導入)

多くの初心者の方は、送料を安く抑えるために各国の郵便局(アメリカのUSPSやイタリアのポステイタリアーネなど)を選びがちです。平常時であればそれでも問題ありませんが、この繁忙期には大幅な遅延を起こすリスクが高まります。

そこで検討すべきなのが、DHLやFedEx、UPSといった民間の配送業者、通称「クーリエ」です。確かに送料は数千円高くなりますが、それ以上に多くのメリットがあります。

「送料が高くなると売れないのでは?」と思うかもしれません。しかし、高額な商品や大切な人へのクリスマスプレゼントを探しているお客様は「少し高くても早く確実に届いたほうがいい」と考える方が非常に多いのです。

そこで配送方法の選択肢として、通常の郵便とクーリエの両方を設定し、お客様に選んでいただく形にするのが最も有効な手段です。

対策3:注文直後の「先回りコミュニケーション」

注文が入ってから、お客様の問い合わせを待つという「受け身」の姿勢は絶対にNGです。こちらから積極的に「先回り」してコミュニケーションを取りましょう。

具体的には、注文を受けたらまず個別にメッセージを送ります。例えば、以下のような形です。

「この度はご注文いただき誠にありがとうございます。ただいま年末のホリデーシーズンのため、国際配送全体で遅延が生じやすくなっております。通常よりもお届けまでにお時間を頂戴する可能性がございますが、1日でも早くお届けできるよう迅速に手配を進めてまいりますので、何卒ご理解いただけますと幸いです。」

特にクリスマスプレゼントなど、到着日に期限があるお客様もいらっしゃいます。こうしたメッセージを送ることで、事前にお客様の状況を把握し、合意を得ておくことが後のトラブルを未然に防ぎます。

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これら3つの事前対策は、すべて「お客様の期待値を適切に管理する」という目的でおこないます。事前に情報を開示し、選択肢を提供し、個別にフォローすることで、一方的な期待による失望( = クレーム)を防ぐことができます

この章のまとめ
  • 「お知らせ欄」で全体に注意喚起する
  • 「クーリエ」という高速な選択肢を用意する
  • 「個別メッセージ」で注文直後に念押しする

万が一のときに!アカウントを守る「発送期限の延長申請」3つのコツ

事前対策を万全にしても、遅延が発生してしまうことはあります。その際に重要になるのが「発送期限の延長申請」です。対応を間違えると、強制キャンセルや低評価に繋がりかねません。

BUYMAの「18日ルール」と強制キャンセルのリスク

BUYMAのルールでは、注文から18日後が「発送期限」と定められています。この期限内に発送通知ができないと、取引は強制的にキャンセルとされてしまいます。

海外ショップから発送連絡があり、追跡情報を見ても「どう考えても18日以内の発送通知は難しい」と判断した時点が、行動を起こすタイミングです。すぐにお客様に事情を説明し、延長申請しましょう。

やってはいけないNG例:「ギリギリ」と「事実だけ」の連絡

最もやってはいけないのが、期限ギリギリになって連絡することです。「すみません、遅れるので延長してください」と、事実だけを伝える連絡では、お客様も不安になります。

状況がわからないお客様は不信感を抱き、延長を拒否することもあります。これでは信頼関係を築くことはできません。

信頼される延長申請の3原則:「早く」「正直に」「具体的に」

お客様に安心して承認してもらうための原則は「早く」「正直に」「具体的に」の3つです。遅延が濃厚になった時点ですぐに、そして誠実に状況を説明することが大切です。

例えば、このように伝えます。

「〇〇様、ご注文いただいております商品の件で、進捗のご連絡です。現在商品は〇〇国の国際交換局に到着しておりますが、ホリデーシーズンのため通関手続きに通常より時間がかかっております。最新の情報ではあと〇日ほどで日本に向けて発送される見込みです。つきましては、BUYMAのシステム上の発送期限が迫っておりますため、大変恐縮ですが発送期限の延長にご同意いただけますでしょうか?」

ただ遅れているという事実だけではなく、以下の3点を伝えましょう。

  1. 早く:遅延が濃厚になった時点(ギリギリではなく)ですぐに連絡する
  2. 正直に:状況をごまかさず、誠実に説明する
  3. 具体的に:「どこで」「なぜ」遅れ「今後の見通し」はどうなのかを具体的に伝える

このように具体的に伝えることで、ほとんどのお客様は「誠実な対応だ」と感じ、快く承認してくださいます。

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誠実かつ具体的な状況説明は、お客様に「このショッパーはきちんと対応してくれている」という安心感を与えます。お客様の不安を取り除くことこそが、延長申請を快く承認してもらう最大のコツです

この章のまとめ
  • 18日ルールを意識し、間に合わないと判断したら即行動する
  • 連絡は「早く」「正直に」「具体的に」が鉄則
  • お客様の不安を取り除く情報提供を心がける

まとめ:配送遅延の不安から抜け出し、年末商戦を最大化するために

本記事では、BUYMAの年末繁忙期に多発する配送遅延について、その原因から事前対策、事後対応までを徹底解説しました。

今日の重要なポイントをまとめます。

  1. 年末遅延(物流量・天候・労働問題)は「起こるもの」と認識する
  2. 「お知らせ欄」「クーリエ導入」「先回り連絡」の3つの事前対策を徹底する
  3. 万が一遅延した場合は「早く」「正直に」「具体的に」状況を説明し、延長申請をする

年末の配送トラブルは、正しい知識と準備があれば決して怖いものではありません。むしろ、多くのライバルが対応に失敗して評価を落とすなか、誠実な対応で差をつけ、お客様からの信頼を勝ち取る絶好のチャンスです。

この記事を参考に万全の準備を整え、1年で最大の商機である年末商戦を大成功に導きましょう。

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