副業として大人気の物販。なかでもスマホひとつで始められるメルカリと、ブランド品を取り扱うBUYMAは、初心者にも始めやすいプラットフォームとして知られています。ただしこの2つには、始めやすさや利益の出し方・お客様とのやり取りなど、実は大きな違いがあるんです。
「メルカリは使ったことあるけど、BUYMAは難しそう」
「本気で物販に取り組みたいけど、どちらを選べばいいの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、BUYMAとメルカリの決定的な違いをわかりやすく解説。どちらが自分に向いているかがわかれば行動に迷いがなくなり、収益アップにもつながります。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
BUYMAとメルカリの違いをわかりやすく解説!

BUYMAとメルカリ、どちらも物販プラットフォームとして人気がありますが、実際に使ってみるとその違いは驚くほど大きいです。出品の仕方から販売の仕組み、対応するお客様の層まで、すべてが異なります。
どちらか一方の経験しかない方は、勝手が違うと感じることも多いでしょう。このパートでは、BUYMAとメルカリを比較しながら、それぞれの特徴を具体的に見ていきます。
自分に合った物販のやり方を見つけるために、まずは基本からしっかり押さえていきましょう。
出品方法と操作画面の違いとは?
BUYMAとメルカリでは、出品の手順と操作する画面自体に大きな違いがあります。
【メルカリ】
スマートフォンのカメラで写真を撮って、すぐに出品できるのが特徴です。アプリ内にはホーム・探す・出品などの直感的なボタンが配置されており、誰でも簡単に始められるフリマアプリとして人気があります。
【BUYMA】
PCでの操作がメイン。アプリ内には出品ボタンがなく、マイページの「その他メニュー」から販売者向けの管理ページへ進み、そこで出品作業をおこないます。
またBUYMAではバイヤー登録と出品の審査が必要なため、誰でもすぐに出品できるわけではありません。

BUYMAは通販型のブランド販売サイト、メルカリは個人フリマアプリとして設計されており、操作や仕組みも根本的に異なります。BUYMAではビジネスとして物販に取り組む姿勢が求められ、メルカリはカジュアルに不用品を売買する場として機能しています
取扱商品と販売ルールの差
【メルカリ】
新品・中古どちらの商品も出品可能です。状態を「未使用に近い」「目立った傷や汚れなし」など5段階で選び、誰でも気軽に売ることができます。不用品を処分する目的でも利用されており、家庭にあるものをすぐにお金に換えられる便利さが魅力です。
【BUYMA】
新品商品のみが販売対象です。しかも仕入れてから3年以内のものに限られており、それを超えると中古扱いとして販売が禁止されます。
扱えるブランドはLouis VuittonやGUCCIなどのラグジュアリーブランドに加えて、韓国ブランドや国内未入荷のアイテムまで幅広く対応。
またメルカリでは偽物ブランドの出品が問題になっていますが、BUYMAでは「あんしんプラス」制度により商品が本物か鑑定可能な仕組みが整っているため、信頼性が高いのも特徴です。

BUYMAは、買い物代行という活動スタイルが根付いています。そのため、商品が売れたら海外や国内から買い付けて届けるという、無在庫販売が可能です
アルゴリズムの違いが売れ方に影響
BUYMAとメルカリでは、出品した商品の表示方法がまったく異なります。この違いが、売れやすさに大きく関わってきます。
【メルカリ】
商品は新着順で表示されるのが基本です。つまり、出品した直後が一番お客様の目に留まりやすいということです。そのため出品してすぐに売れることも珍しくなく、なかには5分以内に売れる商品もあります。
表示順位が下がってきた場合は、100円ほど価格を下げて再度上位に表示させるなど、短期決戦型の販売が主流です。
【BUYMA】
人気順で商品が表示されます。新着順に切り替えることも可能ですが、デフォルトでは人気順。
人気順の決定にはアクセス数・ほしいもの登録数・購入数などの複数の指標が影響しており、出品してすぐに売れることはまずありません。早くても4〜5時間後、一般的には2週間〜1か月かかることもあります。
反応を見ながら改善していく長期型戦略が求められます。

BUYMAはお客様の行動データ(アクセス・欲しいもの・購入数など)をもとに順位が変動するため、1つの商品を育てていくような感じで販売します。一方のメルカリは出品タイミングが非常に重要で、売れ残れば再出品で回転させるようなスピード勝負です
販売価格の差に注目
同じ新品のブランド品でも、BUYMAとメルカリでは販売価格に大きな差が出ることがあります。
たとえば、あるPRADAの財布がBUYMAでは7万5,500円で販売されていた一方、メルカリでは3万1,999円で出品されていました。なんと約4万円以上の価格差です。これはプラットフォームのブランド価値や、お客様の購買心理が大きく関係しています。
同じ商品でも、人気のモデルや売れ筋が異なることもあります。BUYMAで人気でもメルカリでは売れず、メルカリで人気でもBUYMAでは反応が薄いことも。
この違いを理解し、商品ごとに出品先を変えることで、効率よく利益を伸ばすことができます。

価格設定は、物販で収益を上げる最大のカギです。プラットフォームごとの相場やユーザー層を理解し、同じ商品でも高く売れる場所で出品する工夫が必要です。在庫を持つ場合はとくに戦略的に運用しましょう
客層の違いで求められる対応も変わる
BUYMAとメルカリでは、商品を購入するお客様の層や価値観にも大きな違いがあります。この違いは、対応の仕方やメッセージの丁寧さに影響を与えます。
【メルカリ】
誰でも手軽に商品を売買できるフリマアプリとして広く利用されています。月間アクティブユーザー数は2,200万人以上。出品や購入のハードルが低いため、学生から主婦、会社員まで幅広くカジュアルな層が多く利用しています。
メッセージのやり取りも簡単で「よろしくお願いします」「発送しました」のような簡潔な対応でも問題ありません。
【BUYMA】
ラグジュアリーブランドや海外限定アイテムを扱うことも多いため、高所得層やブランド志向の強いユーザーが多く集まっています。
実際に東京の一等地や高級マンションに住んでいるお客様、芸能人との取引経験があるバイヤーも少なくありません。そのためメッセージ対応も、店舗での接客のような丁寧な言葉遣いや気配りが求められます。

BUYMAでは、バイヤーが販売員としての信頼を得ることが何より大切です。丁寧な対応が購入率やリピートに直結します。とくに高単価の商品では、安心感が成約率を大きく左右します
梱包・発送の仕方の違い
商品が売れた後の梱包と発送にも、BUYMAとメルカリでは大きな違いがあります。
【メルカリ】
注文が入ったら、家にある袋やコンビニで手に入る簡易包装資材を使って発送すれば問題ありません。発送後の評価も「良かった」「残念だった」の2択で簡単に完了するため、出品者側に大きな負担はありません。
【BUYMA】
発送時の梱包も、実際のお店の対応に近いクオリティが基準です。段ボールは余裕のあるサイズを選び、商品はボーガスペーパーやエアパッキンできれいに包み、隙間に緩衝材を詰めます。
またBUYMA専用の案内用紙を印刷して同封し、取引完了の案内も忘れずにおこないましょう。発送後はお客様がバイヤーの対応を「満足・普通・不満」で5段階評価するため、丁寧な梱包・発送がバイヤー評価を大きく左右します。

BUYMAはブランド体験を提供するプラットフォームであり、商品の品質だけでなく、梱包・メッセージ・発送まですべてが評価の対象です。バイヤーとしての信頼構築が、継続的な売上に直結します
売上と将来的な事業展開
BUYMAとメルカリの違いは、これだけではありません。将来的に物販を本格的なビジネスとして成長させることを考えると、両者の差はさらに大きくなります。
【メルカリ】
単価の低い商品が多く、月に数万円の利益を目指すライトな副業スタイルが主流です。
【BUYMA】
商品単価が高いため、月の売上が100万円超えも珍しくありません。実際、BUYMAで月に10万円以上の利益を出す人の多くは、月の売上が100万円を超えています。
年間売上に換算すると1,200万円にもなり、個人事業主としても十分に成立する規模です。注目すべきは、BUYMAの売上が伸びることで銀行や国からの融資が受けやすくなるという点です。
物販事業においては売上3か月分が融資額の目安と言われており、実際にBUYMAで結果を出した人のなかには、300万円〜1,000万円の融資を受けて事業をさらに拡大しているケースもあります。

BUYMAは無在庫販売も可能なため、初期リスクを抑えながら売上を伸ばしやすいモデルです。また事業化しやすく、将来的には法人化や輸入代行業への発展も視野に入れることができます
BUYMAとメルカリ、どちらを選ぶべき?

ここまでBUYMAとメルカリの違いを見てきましたが「じゃあ結局どちらを選べばいいの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、これまでの違いを踏まえてどんな人がBUYMAに向いているのか、どんな人がメルカリに合っているのかを整理してお伝えします。
物販に取り組む目的やライフスタイルによって、選ぶべきプラットフォームは変わります。あなたに合った道を見つける参考にしてください。
メルカリが合うのはこんな人!
メルカリは
- すぐに物販を始めたい
- 手間をかけずに不用品を処分したい
といったライト層向けのサービスです。
写真を撮ってすぐに出品できる手軽さや、簡易なメッセージや梱包で対応できる気楽さは、初めての物販にぴったり。また中古品や小物、日用品など幅広いジャンルを取り扱えるのも魅力です。

メルカリは、スキマ時間でお小遣い稼ぎをしたい人や、物販の流れを体験したい初心者に最適です。利益は少なめですが、気軽さではトップクラスのプラットフォームです
こんな人はBUYMA向き!
BUYMAは、ブランド品を中心に扱う物販プラットフォームです。高単価の商品を扱えることや無在庫販売ができること、信頼性を重視した仕組みなどから
- しっかり利益を出したい
- 物販を事業として展開したい
と考える方には非常に向いています。
またお客様対応や発送にも丁寧さが求められるため、コツコツ真面目に取り組める方には大きな成果が期待できます。

BUYMAは副業からスタートしても、数か月後には事業規模にまで発展させることができるビジネスモデルです。時間はかかりますが利益率が高く、信頼と継続が売上につながります
BUYMAを学べるBuyer’s Loungeとは?

BUYMAに興味を持ったけれど「何から始めればいいの?」「独学で成果が出るのか不安」という方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、BUYMAスクール「Buyer’s Lounge(通称:Bラン)」です。
Bランは、これからBUYMAを始めたい初心者はもちろん、すでに取り組んでいる方がより安定して稼ぐためのノウハウや仲間との出会いを提供しているコミュニティです。
学べるコンテンツとサポート体制
Bランでは、BUYMAで収益化するための実践的な動画コンテンツが55本以上用意されており、24時間いつでも学習可能です。また初心者の疑問にも丁寧に対応できるよう、現役で稼いでいるバイヤー講師が個別相談やアドバイスをおこなっています。
さらに、月1回のオンラインセミナーやテーマ別のワークショップも開催されており、動画を観るだけで終わらない継続的な学びの場が魅力です。

BUYMAは出品・商品選定・価格設定・お客様対応など、実際に手を動かして経験することでスキルが身についていきます。Bランでは一人で悩まず、相談しながら取り組める環境が整っています
仲間とのつながりでモチベーションもアップ
Bランのもう一つの強みは、一緒に学び合える仲間がいることです。専用チャットでは、日々の成果報告や質問、情報交換が活発におこなわれています。
一人では挫折しやすいBUYMAも、仲間と一緒なら継続できるという声が多数あります。オンラインだけでなく、オフライン交流会も定期的に開催中です。全国から参加者が集まり、講師やメンバーと直接会って交流を深めることで、やる気が湧いてくるはずです。
さらに、Bランの公式LINEでは、登録者限定でBUYMA実践に役立つ6つの豪華特典も配布しています。

物販は孤独な作業になりがちですが、Bランでは仲間がいるから頑張れる環境が自然と整っています。励まし合い情報を共有しながら学び続けられるのが、長く続けられる最大の理由です
補足解説
BUYMAとメルカリは、どちらも物販を始めやすいプラットフォームですが、その運用スタイルや収益化の考え方には明確な違いがあります。
メルカリはスマホで手軽に始められ、誰でもすぐに出品できます。一方で、BUYMAはビジネス視点での取り組みが求められ、丁寧な接客や高単価商品への対応が特徴です。
アルゴリズム・販売ルール・ユーザー層など、根本的に異なる要素を正しく理解することで、自分に合った販売戦略を見つけることができます。BUYMAは難しそうと感じている方も、本記事で紹介した違いを知れば必要な準備と戦略が明確になり、成功への第一歩が踏み出しやすくなります。
この記事から学べる5つのポイント
1. 出品の仕組みと操作方法の違いを理解できる
メルカリはスマホで簡単に出品できるフリマアプリ。BUYMAはPC操作 & 審査制で本格的なビジネス向き。作業スタイルの違いが明確になります。
2. 販売できる商品のルールが大きく異なる
BUYMAは新品かつ仕入れから3年以内の商品に限定。無在庫販売も可能で、信頼性重視の販売ができます。メルカリは中古もOKで手軽さ重視。
3. 売れる仕組み(アルゴリズム)の理解が収益に直結
メルカリは新着順、BUYMAは人気順に表示。出品後すぐに売れるのか、じっくり育てて売っていくのか、販売戦略の組み方に影響します。
4. 利益率や価格設定の考え方が大きく違う
同じ商品でも、プラットフォーム選定で利益が大きく変わります。商品ごとに出品先を変えることで、効率よく利益を伸ばすことができます。
5. 今後の事業展開に大きな差がある
BUYMAは月商100万円も目指せるビジネスモデルです。売上が伸びることで銀行や国からの融資が受けやすくなり、事業拡大も視野に入れることができます。